経腟分娩

産婦さんひとりひとりにあった自然なお産を目指します｡必要のない医療行為は行いません｡お母さんと赤ちゃんの力を信じてあなたのそばに寄り添って､お産の時を待ちます｡
保健指導でお話しさせていただいた､バースプランをもとにひとりひとりにあったお産のお手伝いをさせていただきます｡

帝王切開

状況により帝王切開による分娩が選択されます｡緊急事態においては24時間体制で帝王切開に対応しております｡帝王切開においても赤ちゃんとお母さんのふれあいを大切にしたいと考えております｡手術中でも赤ちゃんの状態が許す限り､お母さんと対面し触れ合っていただけるよう努力しております｡

お母さんと赤ちゃんの安全のために

お産はお母さんにとっても赤ちゃんにとってもいつ何が起きてもおかしくない､時のは命に関わる一大イベントです｡私たちは日頃より新生児蘇生トレーニング､母体救命トレーニングを行い､万が一の事態に備えています｡また､赤ちゃんの緊急時には新生児専門医が治療にあたります｡

札幌東豊病院の無痛分娩
～3つの特徴～

①安心

• 希望妊婦さんは､事前に麻酔科医との面談(外来)があります｡麻酔の副作用･合併症の説明だけでなく､麻酔開始のタイミングや一日の流れ､費用､実績など詳しく聞くことができます｡
• 御主人やご家族の方といっしょに聞くことができますし､個別の質問にも対応しております｡1人(1組)につき､30～50分の面談時間を設けておりますので､気になることは何でも質問･相談できます｡

②安全

• 無痛分娩の麻酔経験豊富な麻酔科専門医と産婦人科専門医､助産師が対応します｡
• 麻酔管理や分娩管理上の予期せぬトラブルや急変に対し迅速に対応できるように､各種講習会(J-CIMELS:日本母体救命システム普及協議会､産科麻酔シミュレーショントレーニング､NCPR:新生児蘇生法)への参加や､院内のシミュレーショントレーニング(母体急変時の初期対応､新生児蘇生法)を定期的に行っております｡

③快適

• LDR室(陣痛･分娩･回復を一貫して過ごす部屋)で､麻酔の導入も行いますので､妊婦さんの移動はありません｡
• PCA(自己調節鎮痛法)付きの注入ポンプを使用して持続硬膜外鎮痛を行うので､除痛リクエストに対して対応が遅くなることはありません｡急激な強い痛みに対しては､麻酔科医が迅速に対応します｡
• 分娩時､御主人の立ち合いも可能ですので､出産の喜びを同時に分かち合うことができます｡

無痛分娩を希望する妊婦さんのバースプランに応えられるように､スタッフ一同､安全と質を意識して努めております｡無痛分娩の対応時間は平日9時〜21時､土曜9時〜17時までの対応を基本としております｡日曜祝日(日中)は､麻酔科医などのマンパワーやLDRの状況がクリアされていれば対応しております｡
なお､入院予定日の前に陣痛が来たり破水して入院となった場合でも､上記時間帯で対応可能な状態であれば､極力無痛分娩を提供させていただきます｡
｢無痛分娩という選択肢(PDF)｣もご参照ください｡

無痛分娩という選択肢(PDF)

個室でゆっくりお休みいただけます｡
全室WiFiを無料でご使用可能です｡

上のお子様のお世話で困っている方はご相談ください｡産まれた赤ちゃんと同室開始後に､上のお子様の子連れ入院も可能です｡詳細は産科外来へお問い合わせください｡

里帰り分娩を歓迎いたします｡妊娠34週ごろまでに現在かかってらっしゃる産科から紹介状をお持ちになってご受診願います｡事前に早い週数で受診なさる必要はありません｡受診のご予約はWEB予約で対応しております｡

WEB診療予約

かわいい赤ちゃんに会うためには陣痛を乗り切らなければなりません｡赤ちゃんとお母さんにとってお父さんの励ましは大きな力となります｡夫婦の力を合わせ陣痛を乗り切りましょう｡

当院は臍帯血バンクの提携産科施設です｡採取された臍帯血は重い血液病や遺伝病の治療に役立てられます｡臍帯血の提供にご協力いただける方は外来でお申し出ください｡

無痛分娩希望や無痛分娩に興味がある場合(まだ決めていないけれど､途中から希望するかも…等)は､産科受診時に産科医や外来スタッフ(助産師･看護師)にその旨お伝えください｡希望妊婦さんは､健診日などに合わせて､麻酔科医との面談(無痛分娩外来の受診)をお願いしています(火･木･土)｡麻酔の副作用･合併症の説明だけでなく､麻酔開始のタイミングや一日の流れ､費用､実績など詳しく聞くことができます｡御主人やご家族の方といっしょに聞くことができますし､個別の質問にも対応しております｡1人(1組)につき､30～50分の面談時間を設けておりますので､気になることは何でも質問･相談できます｡採血検査や病歴などから無痛分娩が可能か判断します｡
無痛分娩の同意書をお渡しします｡
｢無痛分娩という選択肢(PDF)｣もご参照ください｡

無痛分娩という選択肢(PDF)

定期的に妊娠健診を行い切迫流産､切迫早産､妊娠高血圧症候群､妊娠糖尿病などの早期発見に努めます｡健診ごとに体重､血圧の測定､尿検査､むくみの程度､お腹の赤ちゃんの心拍や大きさの評価をします｡健診のおよその間隔は妊娠16週～23週までは4週ごと､24週から35週までは2週ごと､それ以降は40週までは1週ごと､41週以降は週2回となります｡お母さんと赤ちゃんの状況により健診間隔が変わることがあります｡健診の予約はWEB予約に対応しております｡

WEB診療予約

医師に聞きにくいこともあると思います｡そんな時は助産師に相談してください｡｢こんなこと聞いていいのかな｡でも､どうしても気になる｡｣妊娠中はそんな疑問で頭はいっぱいです｡全て私たちに教えてください｡些細なことに思えても気になる事はすべてお話しいただいてお産のその時までに不安な点､疑問な点を解決しておきましょう｡｢こんなお産にしたい！｣そんなご要望も大歓迎です｡ご自身にあったお産を私たちと一緒に実現しましょう｡

妊婦健診の際に同時に行います｡｢赤ちゃんの姿をリアルタイムの立体画像で見たい｣とのご要望にお応えするため産科外来で使用している超音波装置は全て4D機能が搭載されています｡条件が良ければ赤ちゃんの顔が見えるかもしれません｡4D超音波は無料です｡

赤ちゃんの心臓病は100人に1人くらいに起きるといわれていますが､お母さんのおなかの中にいる間に診断できる率はまだまだ低いと言わざるを得ません｡当院で分娩を希望される妊婦さんに対してSTIC法(Spatio-Temporal Image Correlation)を用いた胎児心臓超音波スクリーニングを行い､産まれてくる赤ちゃんの心臓に異常がないかを調べています｡異常が疑わしい場合にはより詳細な胎児心臓超音波検査を行います｡(すべての心臓の異常がわかるわけではありません)

エコーダイアリーは｢いつでも｣｢どこでも｣お腹の赤ちゃんに会える､撮影したエコー動画をWEBで閲覧できるサービスです｡スマートフォン､タブレット､パソコンよりエコー動画を閲覧､保存ができます｡エコー動画オンライン閲覧サービスは無料です｡

echo diary 詳細はこちら

当院で安全にお産をしていただくために､また､出産後楽しく育児ができるように､母親学級を行っています｡(事前の予約が必要です)

事前予約制となっております｡

WEB診療予約

母乳の悩みは様々ですが､当院では母乳に関するあらゆる相談を受け､適切な指導を行い母乳で育てたいお母さんを支援しています｡退院後の母乳トラブルも母乳外来で相談できるので安心です｡
他院で出産された方も御相談ください｡

完全予約制(要電話予約)

当院では､出生前検査としてNIPT検査をはじめ､超音波マーカー検査､クアトロテスト､羊水染色体検査を行っています｡

※画像をクリックすると別ウィンドウで開きます｡

出産や育児の疲れで心身の調子が良くない､授乳や育児の相談がしたいなど､一人で悩まず安心して育児に取り組めるよう助産師がお手伝いします｡

当院は札幌市産後ケア事業の利用可能な施設です｡
札幌市に住⺠票がある赤ちゃんとお母さんは利用できます｡
当院で出産されていない方も利用可能です｡

詳細はお知らせをご覧ください｡